安八町に開業して42年目を迎えることができました。
地域の皆さんが、健やかで心豊かな生活を送れるように、お力添えしたい。かかりつけ医として、いつでも何でも気楽にご相談いただけるホームドクターでありたい。めまぐるしく変わるワクチン情報を、少しでも多くのお母様やお父様にお知らせしたい。
そんな思いを胸に抱きながら、日々、患者さん1人ひとりと向き合っています。
この度、院長を交代いたしました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
吉田医院 院長 吉田敏郎
ロタウイルスワクチンが令和2年10月1日から定期接種化されることになりました。
令和2年8月以降に出生されたお子様が対象です。
ロタウイルスとは、感染性胃腸炎の代表的な病原体で、生後6カ月〜2才で感染する場合が最も多く、発症すると嘔吐、下痢、食欲不振などの消化器病状に加えて、熱発することもあります。重症化して入院を要することもあり、予防のためのワクチンができて、病気で辛い思いをするお子様が少しでも減ることは明らかで、定期接種化されることはうれしい限りです。
ロタウイルスワクチンは、生後2カ月になったら、Hibや肺炎球菌、B型肝炎などのワクチンと同時に接種できる経口ワクチンです。
現在2種類のワクチンがあり、2回法と3回法のどちらかを選んでいただきます。いずれも4週間の間隔をあけて、2〜3回経口していただきます。
ご予約の際または、来院されてからご相談ください。
平成26年10月1日から水痘ワクチンが、定期接種になります。2回接種で、無料です。
対象は水痘にかかったことがなく、かつ一度も水痘ワクチンを接種していない満1〜3才未満のお子様です。1回目接種後、6〜12ヶ月の間(3ヶ月からでも可能)に2回目の接種をします。
水痘は感染力の強い病気で、ワクチンの接種により重傷化のリスクは下がり、将来帯状疱疹の発症も少なくなります。
平成26年10月1日より成人用肺炎球菌ワクチンが定期接種になります。6才以上で今までこのワクチンを接種したことがない方が対象で、平成30年度までの間に1人1回、定期接種の機会が設けられました。公費助成がありますので、保健センターのご案内に従ってください。
肺炎球菌ワクチンは、肺炎球菌による肺炎などの感染症を予防し、重傷化を防ぐためのワクチンです。ただし、すべての肺炎を予防できるわけではありません。インフルエンザをきっかけに抵抗力が弱まり、細菌感染をすることで肺炎にかかることがあります。インフルエンザワクチンでインフルエンザを予防することも、肺炎予防につながります。
今まで通り任意接種で、一部公費助成のものもあります。10月中旬から、インフルエンザワクチンも準備されております。子宮頸がんワクチンは今なお見合わせているところです。
月に1回、保険証をお見せください。
身体に発疹(ぶつぶつやぼろぼろ)がある、耳の後ろの辺りがはれている、などの症状がある方は、あらかじめ受け付けでお申し出ください。
子どもさんのみずいぼの処置をご希望の方は、処置の準備の都合上、受付であらかじめお申し出ください。